愈々クロラッパタケとの直接対決を間近に迎えた忍術学園&兵庫水軍。
ヤケアトツムタケはタソガレドキのみならずドクタケも攻め入ってきて大混乱のようですww
…年を跨いでの更新だよ(^_^;)
夜が明けなんとする頃、土井先生と乱きりしんが戻ってきた。
「土井先生、おかえりなさい!ヤケアトツムタケはどうなってました?」
「ああ、タソガレドキとドクタケ両方に攻め込まれて大変な騒ぎだったよ。ドクタケの連中は暫くヤケアトツムタケ攻略に集中させておいた。余計なことはしてほしくないからな(笑)」
その一言に一同は爆笑したが、すぐに真顔に戻り「それよりも土井先生…いや天鬼、あんたに報告することがある」と留三郎が切り出した。
「いや、忍術学園内では私はいつもの土井半助だ(^_^;)」
「どっかで聞き耳立ててる奴がいるかもしれないからな」
「留三郎は用心深いんだな…」と長次がにやり、と笑い、徐に留三郎のよく引き締まった尻をするり、と撫でてやると「ひょわぁっ!?;;;」と悲鳴をあげた。
「な、何しやがんだ!!;;;////」
「用心深い割には、こっちの方面に関しては油断しきっているようだが…?w」
「てめぇっ…!;;;」
「はいはい、茶番もそこまでにする!で、報告って何だ」
「そうそうそれです、実は…」
ここからは矢羽音の報告となった。それを聞いた土井先生は目を瞬かせ、「伝説のポケモンの力を借りるとは、兵庫水軍もなかなかだな…」と感嘆した。
伊作は「ママ、その格好よく似合ってるわよ」と陽花に褒められて照れた。幸作は「ヤケアトツムタケのおじちゃん達、怖がりなんだねー」とけらけら笑っている。
「ああ、水軍の皆さんに今回の計画を話したところ疾風さんは絶叫して第三共栄丸さんに縋り付いてたぞ。あの人も兵士同様、お化けの類はてんで駄目らしい…(^_^;)」
『きゃはははははははははははっ(^◇^)www』
一方こちらは兵庫水軍本部。竜彦と翔太も一緒になって、「アレ」こと藍色の珠とカイオーガの警護を続けていた。
「ぎゅりらるぅぅぅぅ!!」
「よしよしカイオーガ、落ち着け。俺達はお前の味方だ!」
「ぎゃぅ…」
兵庫水軍は不安がって落ち着き無く泳ぎ回るカイオーガを撫でて宥めた。そこに殺蔵がやってきて、「第三共栄丸さん、クロラッパタケの偵察が完了しました」と報告する。
「おぉ、すまんな。で、連中はどうしてる?」
「ヤケアトツムタケが潰されたことで、藍色の珠の強奪並びに瀬戸内海の制圧に専念できると張り切っていました。恐らく本部への進軍も時間の問題でしょう」
「やはりこちらに狙いを定めてきたか…。尼崎先輩、妖術の包囲網を巡らせておきましょう!」
「ああ、私もそのために来たんだ。…カイオーガよ、心配するな。ところで、海坊主の伝説が各地で伝えられているが、あれはお前か?」
「ぐぎゃっ!ぐぎゃぁ!」
「そうか。ならば…正体を知られたのはごく限られた一部の人間だけか?」
「ぎゃーぅ!」
「なるほど…それならば安心だが、油断はできないぞ。我々忍者は伝承の領域にも踏み込んでいるし、何より一般人もお前達のような、所謂伝説や幻のポケモンと呼ばれる存在を認識しているからな」
「ぐぎゃるぅ…」
「だが心配するな。ここにいる3人はお前の味方をする忍者だからな」
「ぎゃ!ぐぎゃぎゃ!(゚∀゚)」
それを聞いてカイオーガは安心したように笑った。殺蔵はカイオーガの頭を撫で、竜彦と翔太を呼ぶと二人に何事かを矢羽音で吹き込んだ。
「…だそうだ。翔太、早速始めるぞ!」
「ああ!」
おはようございます。
イラストサイトにて遊戯王小説を更新しました。
今日は城之内の誕生日ということなので昨日は丸一日かけて製作しましたよ。
制作に疲れているところがますます書きたくなってくる日々です。
まぁ・・・パートで疲れている日はさすがに根を詰めて書きませんが・・・
あかねさんの所も久しぶりの小説更新ですね。
ポケモンも出てきたりと・・・なんだかすごくなりそうですね。